スーパーロボット大戦Vは最高のゲームだった
1周目クリアしました。難易度ノーマルならラスボスは精神コマンド、ExCアクション、回復を全部禁止しても強化パーツの組み合わせ方で百式なら単騎で倒せます。 #スパロボV pic.twitter.com/XLZvbKucoy
— nikutetu@ノマンドー (@nikutetu) 2017年3月23日
スーパーロボット大戦V2周目までクリアしてトロフィーコンプリートも終わったんで感想をば。スパロボVはシャトルいないんで1周目は単機でラスボス倒せた百式が最強ユニットです。
もちろんプレミアムサウンドトラック版です。
・第四次スーパーロボット大戦Z
作業量の短縮とかあるんでしょうが戦闘アニメは時獄編・天獄編からの流れで参戦してるザンボット3・ダイターン3・ガンダム00・真ゲッター・ガンダムあたりは戦闘アニメはけっこう流用されてるなーって。
ダブルオークアンタのトランザムライザーソードとか真ゲッター1のストナーサンシャイン、ガンダム系主人公機なんかは微妙に変えてはあるんですが大きくは変わってないんで新規参戦作品はあるにせよ初見の印象は完全新作のスパロボやってるってよりスパロボZの続編みたいな印象だったなぁ。
・システム周り(Tacポイント)
システムなんかでも新たにTacポイント(これまでのシリーズにあったPPも兼ねる)導入によるカスタマイズ、ファクトリーにより強化パーツの購入も時獄編・天獄編のZクリスタル・Dトレーダーの発展・強化・あるいは弱体化されたシステムなんでこの辺もZシリーズの反省点を踏まえたものというか、ZチップとPPを一本化してそれで全部賄うってのは後半参戦してくるユニットにもポイントが残っていれば育成に乗り遅れることもないんでうまいことまとめたなと。
Zチップの時は2周目の時はすでに有用な強化パーツ以外はいらなくなって無駄遣いしないからダダ余りになりますからね。
たぶん今後のスパロボのスタンダードになっていくんじゃないかなーという予感はある。
個人的には改造資金以外はTacポイントが全てを賄うシステムは現状入手量が想定してた量より少なすぎるのと、一部のスキルパーツの必要Tacポイントが割高すぎる(例えばアタッカーはそれを付けるより射撃なり格闘なりをアタッカー入手ポイント量分上げたほうが実質の火力上昇量が多い。スパロボは両方の攻撃パラメーターを満遍なく上げるような機体の方がそもそも少ない)、俺はここ最近のスパロボのプレイングは単機ユニットを徹底的に強化してその一機のみで薙ぎ払っていくスタイルなので単機無双プレイの面白みがほぼなくなってしまったなーって。
UMEMARO(柿小路梅麻呂)とかファのPPが4万とか5万ある異常な状態が懐かしい。
まぁ結局1週目の時点でビーチャのステータスをオールカンストさせた上でスキルも付けれるだけ全部付けられてる時点であまり説得力はない。
・システム周り(Exアクション・精神コマンド)
後期Zシリーズのタッグテンション / タッグコマンドをシングル用にブラッシュアップさせたような感じの。
さすがにテンションレイザーの無限行動みたいにExレイザー付けても1機以上倒せないとExアクションは無限行動にはならなかった。
精神コマンドは敵ターンですらいつでも使用可能ってのはあれは強力すぎる(故にノーマルルートなら、味方の期待と分析利用してメタスですらラスボスを単機で倒せるようになる)とは思うんだけど正直スパロボはヌルい難易度くらいでちょうどいいと思うんで。
さやか、マリーダ、ルリ艦長辺りの祝福が捗って戦闘のテンポがよくなるんでなくさなくていいかな。俺は全部の敵をプラーナコンバーター付けた味方に幸運かけて全滅させたいんだよ。
・シナリオとか
これまでの60話ちょいで終わるシナリオから50話ちょいでまとまってます。
ゲーム自体の難易度やシステム周りの軽快さもあってテンポ良くなってる印象。
例えばZシリーズ参戦済みの作品はざっくり端折られてたり用語事典や作品紹介でフォローとか無駄なことは極力時間を割かない仕様といいますか。
それでいてマイトガインの登場シーンやクロスアンジュのお前が死ねとか全体的にヤマトのストーリーを辿るところもよかった。マイトガインとヤマトはAmazonプライム、クロスアンジュはHuluで見れるんで見ましょう。
エヴァの使徒がトコロテンで押し出されるかのように1シナリオ内でどんどん出てくるのは笑った。正直エヴァは毎回出てきてしんどいのでアレくらいでいいよな。
ガンダム勢も無理かと思っていたZZガンダムがガンダムUCと同時にいるとかね。
その分オリジナルは敵味方両方地味だった。あれは天獄編のヒビキが悪目立ちしすぎた影響なのか。俺はジェミニオン・レイは強くてけっこう好きだったんだけども、敵側のスフィア・リアクターもキャラ立っててねぇ。
エースボーナス取得のナインの問いかけが最終シナリオの伏線ってのはよく考えたなって。ただ1周目はエースボーナス12人しかいないので急にその話になって「???」とはなった、2周目で気づいた・・・。
・このロボットが強い!とか
最強は百式!はい論破完了!・・・ではなくて、宇宙戦艦ヤマトとマジンガーZEROが圧倒的に強い。ヴィルキスもマイトガインも強い。
ヤマトは寺田プロデューサーも徹底的に強くしたそうなんで(ちなみに誰を強くしてたかは雑誌インタビューでは伏せていたが出演しているスパロボOGラジオうますぎWaveにて俺が冒頭の百式のネタを自分で投稿してその流れの質問で回答していただきました)、EN回復(中)、長射程、波動障壁に加え近年のスパロボで地味に猛威をふるっているサイズ差の暴力なんかもあってまぁ改造して適当に突っ込ませると敵陣を粉砕していくからなぁ。
マジンガーZEROも設定的にはロボットアニメの破壊神的な存在のラスボスが味方になるようなもんだしなぁ。
ZEROが強すぎて鳴り物入りで登場した割にマジンエンペラーGがちょっと影薄くなるのはちょっとよくなかったかなと。
そんでもってマジンエンペラーGは作詞:永井豪、作曲:渡辺宙明、歌水木一郎で「我はマジンエンペラーG」みたいなオリジナルソングあってほしかった。
なのでカスタムサウンドトラックでエンペラーソードはマジンカイザーを戦闘BGMにしました。
いわゆる困難ルートのハードモードを百式のみ使用して(精神コマンド
— nikutetu@ノマンドー (@nikutetu) 2017年4月21日
・Exアクションは一切禁止)クリアしました。たぶん通常ルートのハードモードの方が耐久力がキツイので難しいはず(今から試してみる)。あとはメタスでもできるかとかも試す。 #スパロボV pic.twitter.com/E2ZYGvXtsB
で、2周目はハードモードで百式単機撃破やってみたんですが、
ルートはラスボスの数は25体けどそれぞれのHPが低いので撃破は軽く達成、
通常ルートは数は1体だけだがHPが282000と多い上にHP回復(大)があるために百式単機では不可能でした。
味方の精神コマンド使えば倒せるんですがあくまで百式単機だけで倒すのがタイマンだろって考えると負け戦なんだよなー。
そういう個人的プレイは置いといて困難ルートのラスボスが25体ってのも(波動砲やネオ・ジオングっていう救済措置があるけども)今までのスパロボのラスボスに対する一つの回答ではあったのかと。
だいたい全員でタコ殴りですからね。
・良くも悪くも声のでかいバカの意見を吸い取ったスパロボ
トロフィーコンプリートして全体を見るとそんなイメージがある。
比較的短めにまとまったシナリオと、使いやすくなったシステム、
そこまででしゃばりすぎないオリジナルまではいい。
MAPも据え置き版権スパロボだと久々の3Dマップなんだけど3Dのせいでビルの影に敵が隠れてわかりづらいのと斜め向きなので操作性が悪化したり、
キャラ絵も以前までのバストアップもしくは顔だけだったのが腰から上くらいが描写されるようになったせいか絵柄が雑になったというか、もうちょい頑張って欲しいなぁこれならバストアップまででよかったよなーって。
プルはそこにだけ熱意ある人がいたのか、当時の画風を再現しつつ現代調にアレンジされててそこはいいんだけどガンダム00勢とかエヴァ勢とかもうちょいなんかあったんじゃないのかと。
シングルユニット制にしても俺はタッグシステム制くらいがちょうどいい落とし所(出撃枠の問題が大きい)だと思ったけどなぁ。
2chやTwitterのタイムラインとか見て批判が出てた意見とゲームプレイ後に送るアンケートなんかにも書いてあるんでしょうが声のデカイ意見を聞きすぎなんじゃあないかなと。
スパロボVはとにかく今まで悪く言わてたところを全部直しましたって感じだった。
あえて言うならイワーク・ブライアが使いたいのと、テッカマンブレード・ガンソード・ゼーガペインが声付き参戦したら嬉しいなぁ。
もし次もシングルユニット制にすんなら同時援護も実装してほしい。
せっかくデュエットバージョンの永遠語りがあるんだからヴィルキスのディスコード・フェザーと焔龍號の収斂時空砲の同時援護だったらなぁ。
グレートマイトガインとブラックマイトガインとか、ZガンダムとZZガンダムとかね。
シナリオは結局参戦作品がどうかってのが大きいので俺は特には気にしないです。
あーあと前のブログにログインできなくなったのではてなで再開ってことで。